熱中症とマスク

とびしま鍼灸接骨院のカカズです。

7月に入り、暑さもジリジリとせまってきました。

恐らく今年も例年通りの暑さだと思っています。

そうなると怖いのは熱中症です。

ここ数年は6万人以上の方が救急搬送され、100人以上の方が亡くなっています。

熱中症の救急搬送数と死亡者数の年別推移(総務省出典)

 

・こまめな水分補給

・温度の管理

・服装、帽子などの工夫

 

など対策は基本的なことが多いです。

またスポーツ時などはマスクをしていると熱中症へのリスクが上がります。

日本臨床スポーツ医学会(https://www.rinspo.jp/)は以下の様に提言しています。

「運動時のマスク等の着用が、インターネットやマスコミを通じ紹介され」た結果、「屋外での運動実施への誤解や、運動時にはマスク着用が有用であるという認識が高まって」いると懸念を表明。「ランニングのように換気量が増大し、前面からの気流を直接受ける状況では、マスクが安静時と同様の機能を果たすかどうか十分な検討はなされていません」としている。さらに「マスク等の装着は呼吸を制限することから、健康上望ましいとされるやや息が上がる強度の運動の実施も困難」となるほか、「気温と湿度が高い夏季には、マスク等は呼気からの気化熱および顔面の皮膚血管拡張による熱放散を妨げる要因にもなり、熱中症の危険性も高まる」

しっかりと状況判断をして、自ら環境を整える志向や実践も重要です。

どちらにしても今年の夏の暑さも覚悟しましょう!