とびしま鍼灸接骨院のカカズです。
令和3年も4月となり、「新年度」となりました。
部活やクラブチームの活動も活発になっています。しかし残念ですが、それらに伴うケガも
増えています。
スポーツによるケガは主に下記の二つに大別されます。
「スポーツ外傷」・・・・一度に強い力が加わって生じるケガのことで、捻挫、肉離れ、腱断裂、脱臼、骨折などはこのスポーツ外傷に分類されます。受傷機転がはっきりしているのが特徴で、必ず急性の炎症症状を伴います。
「スポーツ障害」・・・・特定の部位に繰り返しの外力が加わることによって組織を損傷してしまうケガのことで、テニス肘、野球肩、ランナー膝、シンスプリントなどがあります。はっきりとした受傷機転がないのが特徴で、最初は違和感を感じることから始まり、回数を重ねる毎に痛みを自覚していきます。
また上記の二つの要因が混在していたり、慢性化や陳旧化している場合もありますのでその都度に適した治療・施術・養生が必要となってきます。
そこで大切なのが問診・・・「ケガの発生状況やこれまでの過程を聞き取る」ことが重要となってきます。
これらは結果的に「早期復帰」のスピードに関わります。
なので我々が問診をする際には中学生であれば
「自分のケガや痛みがいつから、何をやった時、何をしている時に痛いのか等々」
は自分で説明できるくらいにはなってほしいです。そのためには一定の国語力も必要ですね。
「勉強は苦手だなぁ~」というジュニアアスリートもいるかと思いますが、ゆくゆくは「自分のパフォーマンスアップのため」
と考えれば勉強の見方も変わってきますよ。
最初は自分の練習日誌(日記)を付けてみるといいかもしれません。