ジュニアは今も大事ですが

とびしまトレーニングセンターワンステップ、リカバリースペシャリストのナメカタです。
突然ですが、なんの数値でしょうか。

「256人→30人」

当然、運動やスポーツに関わることではあります。
実はこれは小中学期にトップレベルだった選手がシニア期までトップレベルを維持した人数です。
特に陸上競技のカテゴリです。
約15%といったところでしょう。

でもそれって「日本だけじゃないの?」と思いきや…

東ドイツ レスリング選手(13歳)120人  → 9年後国内選手権に出場できた者:5人

西ドイツ 五輪指定強化選手 4972人   → 7年後シニア国際トップ10到達者:0.3%

西ドイツ エリートスポーツ学生 11287人 →3年後シニア世界選手権でのメダル獲得:1.7%

ロシア  ユーススポーツ学生  35000人  →シニアレベルで大成:0.14%

ちょっと古いですが、旧ドイツをはじめ、東欧諸国はスポーツが政治やその人のその後の人生に大きく影響するため子供の頃から、設備や人材などに投資をされていました。それだけに信ぴょう性があります。端的にいって小学中学生期にトップレベルであった選手がその後、様々な要因で「伸びなかった」という証左であります。言い換えれば小学中学生期に目立った成績がなくてもその後トップまで登りつめている選手も多いということです。

ですから、小学、中学期にハイレベルな結果が出なくても継続することが大事ですし、遡って小学、中学期に身体の基本的な
使い方などを身に付けることをおすすめします。その意味では木登りや川遊びといった「外遊び」が大事なんですけど、ホント今は難しいことになってしまいましたね。

ただ、基本的に子どもは「遊び」や「外」は好きなので、小学生のクラスはトレーニングといいつつも「遊び」であるし、遊びといいつつも「トレーニング」になっているところがあります。

とびしまトレーニングセンターワンステップでは随時見学体験を行っております。